苦手分野の克服

受験対策法

ご覧いただきありがとうございます。

私は小学校受験においては「得意を伸ばすことはもちろんですが苦手をなくすことも大切」になると思っています。試験では限られた時間の中で先生方が見てくださるので、苦手分野があるとマイナスポイントになってしまいます。自分の子どものことをよく知って、必要な対策を強化するのがよいと思います。

我が子のことになってしまいますが、下の子の場合、ペーパーや運動制作は得意だったのですが、みんなの前で発表したり先生とお話しするときに、恥ずかしそうにもじもじしてしまうことが気になっていました。得意な分野は継続して対策を続けつつ、苦手分野の克服には特に力を入れました。

具体的には毎日必ず質疑応答の練習を行うようにしました。幼稚園に行く前にくま歩きをしてから出発ということにしていたので、くま歩きをする前に、
「お名前を教えてください。」
「好きな動物はなんですか?」
「なんでその動物が好きですか?」
のように、必ず質問をしてからくま歩きをすることにしました。

お勉強の時間にあれもこれも入れ込むよりも、お勉強以外の時間に取り組むことで、子どもが嫌がらずに楽しんで練習を行うことができたと思います。私の考えですが、時間をかけて時々取り組むよりも、少しでもいいから毎日継続するほうが力がつくと思います。
結果的に練習回数が多くなるからです。

下の子も継続して練習しているうちに受け答えが上手になりました。
練習の際は以下のことに気をつけました。

●目をみて答える
●答えに迷っても目を合わせたまま考える
●姿勢
(手の先をふとももの横にそえる)
●相手に聞こえる声で
(声の大きさが気になったときは少し距離をとって、ここまで聞こえる声でお願いね、と伝えました。上手にできたら更にもっと離れて、次はここまで聞こえる声でお願いね~🎶と伝え、それを何度か繰り返しました。ただ声が小さいよ、と伝えるよりも効果的でした。)

家で上手にできるようになってからは「教室にいくと声が小さくなってしまうこと」が次の課題でした。
教室で気になったことがあった場合、どのように伝えるか悩ましいところです。
褒めて伸ばすとよく言われますが、褒めているだけでは本人が改善すべき点に気がつかないのではないかと思い、8割褒めてから2割改善点を伝えることを心掛けました。
家に帰ると兄弟もいて騒がしく落ち着かないので、教室から家まで帰るときに、よかったことと課題を話しました。課題は特に控えめに伝えることを心掛けました。モチベーションを保つこと、楽しんで教室に通うことが大切だと感じていたからです。

そして次回の教室のときには、
「今日も目をしっかり見て、素敵な声でお答えできるようにがんばろうね~。」
というように、遠回しですが私が課題と感じていることを必ず伝えました。
いくつも言うとどれも心掛けられなくなってしまうので、伝えることは一つにしました。

言い方は子どもの性格によって違ってくると思うのですが、うちの場合は出来ないことをチクチク言われるとモチベーションが下がってしまうので、言い方には気をつけるようにしていました。

育児をしていると、片目をつぶって見過ごすことの必要性を感じることがよくあります。
しかし受験はまた別。もちろん良いところに目を向けて、たくさん褒めて自信をつけることが大切ですが、出来ていないところにも向き合う必要があります。

我が子をよく観察して、最適な声掛けアプローチで苦手分野も克服していくことで合格に近づいていくと思います。

よいご縁がありますように。

最後までお読みいただきありがとうございます。
少しでも参考になれば幸いです。

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